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黒帯:4名 色帯:4名 突き蹴り 今回は、正拳突きの軌道の修正を行いました。 やったのは、二人一組で突き手に抵抗をかけて、腰を使った突きを意識させました。 同じく引き手についても行いました。 突き手で大切なのは、肘が外を向かないことです。 肘がわき腹を擦るように脇をしっかりと締めることで、突きに体重を乗せることが出来ます。 また、引き手は、突きの主動をなす部分です。 突きは、引き手をしっかりと引くことで腰を回旋させ、その勢いで突きを出すようになっています。 突きがうまくいかない場合は、まず引き手を見直しましょう。 基本・基本技 今回は、移動で運足からの技を行いました。 運足からの技は、もちろん実戦向けの練習です。 実戦では、技を当ることよりも、当たらないことの方が多くあります。 そのために、技の戻りが遅いとそこを攻められ、逆に技を極められてしまいます。 実戦を意識する上で、戻りを素早く行うことはとても大切になるので、注意しましょう。 転技 転技は、向かい合って移動で行い、その後に10分ほど自主練にしました。 向かい合っての転技では、なるべく相手から眼を離さないことを注意しましょう。 大切なのは、転技が終わってから、です。 そのためにも、相手の動きを良く見ておき、次ぎの動きを決定できるようになりましょう。 法形 任意の法形の中で、節を2つ選び、それぞれ3回通しました。 T中さんは、旋陰の通しをしてもらいました。 その後、簡単に色帯に指導をしました。 T中さんは、順番はある程度大丈夫になってきているので、次ぎは呼吸法・緩急を覚えましょう。 また、一つ一つの動きを、勢いのある動きにしましょう。 色帯には、変陰の緩急を教えましたが、変陰では、急の部分をしっかり行うことがとても大切になります。 また、極めをはっきりと行えるようになりましょう。 級位で勝ち上がるには、基本以上のものがなければなりません。 一つ一つの動きを、メリハリのある動きとして行えるように意識しましょう。 実戦練 今回は、限角を使って、運足での誘導・左右の技・動きの予測の練習を行いました。 実戦では、左右どちらかに技を出すことで、技が極まることが多くあります。 少なくとも、左右どちらにでも出せるように、技を練習しましょう。 個別では、F田はどんな技でも出せることが強みですが、対応が常にその場その場でしか行えていません。 動きが自分中心なので、相手に対応されるとそこで考えてしまうので、相手の動きを良く見て、どう動くかを予測できるようになりましょう。 Hさんは、動きがワンパターンなので、動きのパターンをもっと増やしましょう。 また、反対方向に出す技が無いので、それも練習しましょう。 ただ、応変風靡の反応が非常に良いので、待ちを中心に戦略を組んでいくと良いと思います。 S野は、運足がうまく使えていません。 中段の後ろ足が伸びきってしまい、前にも後ろにも行けない状態になっています。 基本の構えのまま運足を行えるようになりましょう。 実戦は運足が基本です。 旋状がせっかく良いのに、運足が出来ないため全く活きてきていません。 運足の見直しを図りましょう。 来月に全日本の選考会があるので、出る人向けに実戦メニューを増やしたいと思います。
by syoyokai
| 2007-05-24 23:54
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